2021年2月7日日曜日

(法人口座)株取引の受取配当と売買益はどっちが得?

法人口座で株取引を始める前は、

1万円の配当金を貰う場合と売買益で1万円儲ける場合では、

どっちが税金的にお得なんだろう?って思いまして、

売買益には利益に対する税金がかかるけど、

配当金には源泉徴収されるから一緒くらいかな?

なんて考えておりましたが、実際に法人として株取引を行い、

法人税を申告する知識を得ましたのでまとめてみました。



売買益を1万円得た(営業外利益)場合は、

私の場合は実効税率約24%の法人税がかかりますので、

約2,400円の法人税がかかります。



配当金を1万円得た場合は、(松井証券の法人口座の場合)

源泉所得税(1,531円)を差し引いた8,469円が入金されます。


実際に入金された8,469円が非課税の所得になるのではなく、

配当金1万円から損金不算入額20%(2,000円)を益金から除外し、

配当権利日直前に株を購入したとすると所有割合が50%に出来まして、

源泉徴収された所得税1,531円の50%(766円)を益金に加算し、

10,000 - 2,000 + 766 = 8,766円に対して、

私の場合は実効税率約24%である約2,103円の法人税がかかります。


配当所得の法人税が2,103円だったら、

売買益(2,400円)よりもお得だということにはならず、

実際には配当金を1万円から源泉徴収された、

8,469円しか配当金を貰っておりませんので、

8,469 - 2,103 + 766(所得控除分)  = 7,132円

が、手元に残る金額なので、

実質的には2,868円が税金として目減りするのです。



配当の権利日直前に購入するのではなく、

保有割合が100%になる半年や1年保有していたとすると、

源泉徴収された金額が100%所得控除できますので、

10,000 - 2,000 + 1,531= 9,531円の益金に対して、

約2,287円の法人税がかかり、

8,469(入金額) - 2,287(税金) + 1,531(控除分)  = 7,731円

が手元に残る金額でございますので、

売買益よりもお得な2,269円の目減りで済みます。



ということで結論は、

保有割合が低ければ売買益のほうが得で、

保有割合が高ければ配当のほうが得だということでした。



あくまでも私の知識でございますので、

認識の間違いがあるかもしれませんし、

法人税の実効税率の違いによっても変わりますので、

ご自身でお調べいただけますようお願いします。



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