2015年8月24日月曜日

目標設定時の弊害

1年(期)の初めに売上や利益の目標を設定し、
その目標に向けて日々努力してくのがほとんどだと思いますが、
目標設定をすることによって間違った行動をしてしまう可能性があることを
理解しておきましょう。


目標に届かず日々苦労されている場合ではなく、
設定した目標を余裕で達成できそうになったときの話で、
売上目標の昨対110%が実際120%になってしまいそうなとき、
特に雇われ店長なら、
「設定した目標が低すぎたと経営陣に思われるんじゃないか!?」
「来期の目標をさらに高めに設定しないといけないんじゃないか!?」
となり、残りの期間の売上をセーブして、
できるだけ当初の目標に近づけようと考えてしまいませんか?


基本的に売上や利益は右肩上がりが理想ですが、
来年(来期)の売上が目標通りになるという保証はありませんので、
今年(今期)は今年で全力を尽くすべきなのに、
目標の上方修正をせずに、
あえて売上(利益)を伸ばそうとしないことは間違った行動です。

だからといって目標(予定、予測)なんて無いほうが良い
なんてことにもなりませんので、
自分にあった目標をたて、
上回ることは良い事として数字を適宜修正し、
1日1日最善を尽くせるようにしましょう。




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