2015年2月19日木曜日

求めるのは利益率ではなく、利益額。

「利益率高いですねー」
と言われて悪い気など全く無く、
付加価値をつけて販売できているので、
「すごいだろ」
って気になりますよね。

ですが、
利益率を求めることによって、
利益額を求めることを忘れてしまいがちです。


500円で仕入れた商品を1000円で販売するとして、
販売手数料が10%とすると、
利益は1000円(売価)-500円(原価)-100円(手数料)の、
400円となります。

1000円ではなく900円で販売したとすると
利益は900円(売価)-500円(原価)-90円(手数料)の、
310円となり、
1000円で売ったときよりも利益が90円少なくなりますよね。
��利益率は40%から31%に下がります。)

ですが、
900円で販売したことによりアクセスが増え、
1000円で売った場合は1日1個売れるところ、
900円で売った場合は1日2個売れたとすると、
利益額は400円<620円となり、
900円で売ったほうが利益額が増えるのです。


「100円安くしたくらいで販売個数は増えないよ。」
「ウチは安売りの客は着て欲しくないから。」
「そんな単純な話じゃないよ。」
など、
いろいろなご意見はあるかと思いますが、
利益率を追求することで、
利益金額を追求できない可能性があることを、
頭に入れた上で、
注文数が増えても今の人員で対応できる許容範囲や
ショップのポリシーなどを考慮して、
店舗運営を行いましょう。




0 件のコメント:

人気の記事